コーン財務相は本日(2日)、今後タイ株式市場に市場を変動させる要因となるような風説が流布された場合の総管理責任者にタイ証券取引所(SET)に命じたことを明らかにした。今後タイ株式市場の主要指数であるSET指数が、4-5%程度変動させるような風説が流布された場合、すぐさまSETが調査を開始し投資家向けに事実の有無を発表するという。
先月中旬、プミポン国王の病状悪化に関する風説が流布され、SET指数は2日間で7.2%も下落した。このことから、今後同様なケースが発生した場合の対応を、本日財務省、SET、タイ証券監視委員会(SEC)の3機関で協議していた。