タイ警察は1日、先月中旬に市場に風説を流布しタイ株式市場(SET)の株価を操作した容疑で、元UBSセキュリティーズ役員のタイ人女性(43)とKTシミコー・セキュリティーズ勤務のタイ人男性(37)を逮捕したことがわかった。
タイ地元紙によると、女性はスワンナプーム国際空港でウィーンから帰国したところで逮捕され、男性はKTシミコー本社があるシーロム通りのリバティ・スクエア・ビル内で逮捕されたという。
今回王様の病状に関する風説を流布したことで、SETの主要指数であるSET指数は2日間で7.2%下落した。