タイ中央銀行(BOT)パイブーン副総裁は、タイ経済は最悪期を脱し順調に回復を始めたことから、今年及び来年のタイのGDP成長率予測を引き上げたことを明らかにした。 今年の同成長率を当初予測していた前年比マイナス3.0~マイナス4.5%からマイナス2.5~マイナス3.5%に、来年の同成長率を同プラス3~プラス5%からプラス3.5~プラス5.3%に引き上げた。 だが不安要素もあり、マブタプット問題が長期化した場合、GDPを押し下げるだろうとしている。