タイ商工会議所大学の経済ビジネス予測センターは、3月のタイ経済の消費者信頼感指数を発表した。これによると消費者信頼感指数は2月の72.6ポイントから1.2ポイント上昇し73.8ポイントだった。主な要因は、現政権による景気刺激政策や財務省が発表した経済成長率の上方修正、輸出の伸び率の好調などが影響しているという。ただし問題もあり、ディーゼルやベンジン価格の上昇、サブプライム問題、バーツ高、南部のテロ問題などの不安材料もある。
また今年の上半期の消費者信頼感指数は目立った伸びは見せないが、現政権の景気刺激政策が明らかになる、今年の第2四半期から第3四半期ごろに良くなるだろうとの見方を示した。