いまだタイ国鉄道公団(SRT)の一部労働組合がストライキを続けており、タイ深南部ナラーティワート県、パッターニー県、ヤラー県の3県で列車が運休を余儀なくされていることがわかった。
タイ地元紙によると、バンコク-ハートヤイ間は通常運行となっているものの、ハートヤイ南部以南はいまだ運休が続いており、運休は11日目に突入しているという。
今回のストライキは、列車の老朽化により運転士及び乗客の安全を確保できないとして、労働組合が主導で起こしたもの。
この件について、アピシット首相は今月23-25日に行われる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が終わり次第、SRTを改革する方針であることを明らかにしている。