タイ財務省財政政策局(FPO)は、タイ中央銀行(BOT)によるバーツ相場の管理について、今年第1四半期はよく管理できていたが、第2四半期頃から現在までバーツが対ドル等で急変しており、為替管理ができていないと批判した。 FPOによると、バーツが対ドルで急騰したことで、輸出業に大打撃を与えているとし、商品・サービス輸出額が目標を2200億バーツ下回る2070億バーツになる見通しだという。 これは年初から8月までの期間で、ライバル国に比べバーツが対ドルで2.2%増加したことによる影響だという。