タイ東北部コーンケーン県ムアンコーンケーン郡で18日夜、警察のおとり捜査によって麻薬を販売していたタイ人男性(32)が逮捕された。同時に証拠品30点と現金7000バーツ、携帯一台を押収した。
タイ地元紙によると、警察は以前から同郡内の若者や学生に麻薬を販売している男性がいるとの情報を得たことから、おとり捜査を行い約束の時間に現れた男性を逮捕した。
男性は警察に、「以前ラヨーン県の工場で働いていたが、経済不況の影響で工場から解雇されたため、実家に戻ったものの収入がおぼつかなかった。すると母親が違法な闇金から6万バーツの借金をしてしまい、一日3000バーツという違法な取立てを受けた。そのため友人に相談したところ、麻薬販売を紹介された。借金が完済すれば、麻薬販売から手を引く考えだった。」と述べたという。