タイ政府住宅銀行(GHB)不動産情報センターは、今年第4四半期に住宅市場は改善に向かうものの、今年の住宅販売額は前年比5%減となる見通しであることを明らかにした。今年第4四半期に同市場が改善に向かう理由について、企業が販売促進を積極的に行う時期であること、また商業銀行が融資基準を緩めるためだという。
またGHBは、今年第3四半期のバンコク首都圏の住宅価格指数が全て減少したと明かした。地価指数は前期の184.4から178.9に、タウンハウス価格指数は前期の154.6から151.0に、一戸建て住宅指数は前期の160.2から150.2に下落した。