タイ国立食品機構(NFI)は、今年下半期の食品輸出が増加を続けていることから、今年通年の食品輸出額は大幅な下落はせず、マイナス8%減の7720億バーツになるとの予測を明らかにした。受注が増加し始め、食品産業は最悪期を脱したとしている。 また世界経済の回復に伴い、重要な輸出先である日米といった先進国からの来年の発注が増加し始めたことから、来年の同輸出額はプラス5%~プラス6%に転じると見ている。