アジア開発銀行(ADB)は、今年のタイのGDP成長率予測について、4月時点での予測マイナス2.0%からマイナス3.2%に引き下げたことを明らかにした。 世界的な不況の影響で、タイの輸出状況が予想以上に悪化したこと、また国内政情の悪化でタイ経済に大幅な打撃を与えたためだという。だが来年のタイのGDP成長率は、アジア諸外国と同様V字回復しプラス3%に転じるとしている。 また今年のタイの輸出額予測について、前年比マイナス18%となり、来年はプラス15%に転じるとしている。