世界銀行は本日、今年のタイの経済成長率4.6%から5.0%に、昨年の経済成長率を4.3%から4.8%に修正したレポートを公開した。同レポートによると、タイ国内の需要回復が見られ、今年のタイ経済は5.0%成長できるという。
また同レポートには、今年のタイの輸出成長率が12.5%、輸入成長率が20%となり、貿易収支が昨年の120億USドルから30億USドルに減少するだろうという。
世界銀行のギリダー女史は、今年の国内消費および投資の回復がタイの経済成長を押し上げるという。ただし、今年の世界経済の景気減速とバーツ高の影響で、タイの輸出成長にはマイナスの影響を与える恐れがあると述べた。