タイ地元紙によると、タイ保健省疾病対策局(DDC)が寄生虫問題解決セミナーで明かしたものとして、肝臓がん及び胆管がんによる死因上位10県のうち9県がタイ東北部に集中していることがわかった。昨年タイ東北部の19県で、肝臓がん及び胆管がんで死亡した人は、2万8000人に上っているという。 タイ東北部は、寄生虫つきの川魚を生で食べる機会が多いこと、トイレ以外での排泄をする人が多いことから寄生虫に感染するケースが多く、肝臓がんや胆管がんになりやすいためとのことだ。