キムエン・セキュリティーズ(KEST)は、今年上旬に目標SET指数を750ポイントに設定していたが、近々さらに引き上げる予定であると明らかにした。経済が回復基調に入ったこと、予想より早くタイ株式市場に資金が流入したためだとしている。また政治情勢が安定し始めていることも引き上げ理由に一つだという。
現在外国人投資家を中心に、資金が急激に流入したことで、株価が急騰しているものの、現在の株価は割高ではないとしている。石油関連銘柄を除けば、PERがアジア圏内市場の15-20倍に比べ、タイ株式市場は12倍と割安だからだという。