ターウォン副内務相は、4億バーツを投じてタイ南部ナラーティワート県にあるバーントーン空港を拡張することが決定したと明らかにした。イスラム教徒にメッカへの巡礼(ハッジ)に参加しやすくし、タイ政府への敵視を和らげることを目的としているという。 タイ南部4県(ナラティワート県、パッタニー県、ヤラー県、ソンクラー県)では以前よりイスラム教徒が多く、仏教徒との武力衝突が絶えず続いており、同県は日本の外務省に危険地域に設定されている。