タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)チャトゥポーン幹部は31日、ステープ副首相が赤服集団が市民を扇動し、首相官邸及び国会議事堂の占拠を狙っているため、治安維持法の適用は止むを得ないと語ったことについて、同団体はそのような行動をするつもりはないと発言した。
同幹部は、「これまで同団体が何度も集会を行ってきたが、首相官邸内や国会議事堂内に侵入したことはなかった。過去を振り返れば、実際占拠をしたのは、ステープ副首相の仲間である民主党の一部議員や、民主主義市民連合(PAD)ではないか。」と批判した。
もしこれを理由に治安維持法を適用させるならば、同団体の集会は延期し続けるとしているが、3年前の9月19日タクシン政権がクーデターによって崩壊させられたことを忘れないよう、今月19日に必ず集会をすると述べた。