タイのプーンピロムエネルギー相は、同省を中心に原子力発電所の建設を進めていくと明らかにした。これによると、同発電所の建設に今後10−13年間かけて検討する。初めの1−3年は国民に同発電所所の建設に対し、国民の意見を聞くことを少なくとも8回以上実施するという。
現在同発電所の建設候補地に推薦されていた、ナコンサワン県タータコ地区について、調査の結果同地区に建設するのは難しいとの結果になった。そのため、タイ発電公社(EGAT)は同省に新たに建設候補地40箇所を提出する予定。提出される候補地はほとんど海に隣接している地域だという。