シティ・グループは、来年のSET指数は710-780ポイントまで上昇する可能性があるものの、今年の目標ポイントを650ポイントで据え置いた。またエネルギー、消費製品、テレコム、不動産株に対する投資判断の引き上げ、サイアム・セメント(SCC)、トータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)、L.P.N.デベロップメント(LPN)への投資を推奨した。
これに対し、銀行株への投資判断を引き下げ、バンコク・バンク(BBL)、クルンタイ・バンク(KTB)、サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)の売りを推奨とした。この理由について、融資の鈍化、業績見通しがあまり良くないためだとしている。