タイ地元紙によると、タイ財務省財政政策局のパンニー局長は、タイ中央銀行(BOT)に対し、0.25−0.50%の政策金利を引き下げるよう勧めたことを明らかにした。昨夜、アメリカは政策金利を0.75%引き下げ2.25%となった。
これに対し、現在タイの政策金利が3.25%である。そのためアメリカとの金利差が1%となっており、今後資金が今まで以上にタイに資金が流入するため、バーツ高が進行すると見られている。
また、最近石油価格の上昇で、タイ中央銀行はインフレを見守る必要はあるが、民間投資を促進させることにより、タイ経済全体が活性化させる必要もあるとも述べた。