タイ保健省は本日(5日)、タイ国内での新型インフルエンザに感染し死亡した人が、先月29日の発表から16人増加し、合計81人となったことを明らかにした。ほとんどの死亡者が、発症後5-6日ほど経ってから病院に来ており、既にタミフルが効かない状態だったという。
同省で発表している感染者数と実際の感染者数が大きく乖離している可能性が高いとされており、そのことから今回感染者数の発表を打ち切ったようだ。
同省疾病対策局(DDC)ソムチャイ局長は、タイ国内での推定感染者数は35-50万人いると予想している。