タイ地元紙によると、バンクオブアユタヤ(BAY)は、今朝のバーツ相場が先週末の1USドル=31.38バーツから、1USドル=31.33バーツに上昇したことを明らかにした。バーツ高に推移した理由は、昨日アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が、公定歩合を0.25%緊急利下げをしたことにより、今後アメリカ経済の景気減速及び金融市場が以前に増して危機的状況に陥っているとの観測が広まったため、ドル売りが加速している。
市場ではドルの金利差により、海外資金がタイに大量に流れこみ、輸出業社もUSドル売りを加速させるため、今後バーツは更に高くなると予想されている。