スラポン財務相は、石油価格が今後ある一定上昇しても、予定通りGDP成長率が6%になるだろうと明らかにした。これは不動産事業などの投資が回復の兆しが見え、国内消費も回復してきた。だが政府が安定政権を維持し、国民に将来の不安を取り除くことが必要だという。
また現在石油価格が史上最高値の1バレル=110USドル。今後100USドルに下落するより、120USドルに上昇する可能性が高い。この石油価格の上昇が、今後タイに直面する問題であるとも述べている。
この問題に対処するため、政府は今後インフラ整備などの長期的な対策をとっていく必要がある。まず物流改革として、現在の物流システムを、車から鉄道へ移行する。また農産物などにも生産改革を行っていくという。