タイ商工会議所ドゥシット会長は、今年第3四半期の輸出額が前年同期比マイナス10%となるとの予測を明らかにした。そして第4四半期には前年同期比でプラスに転じるとしている。 今年第4四半期が前年同期比でプラスに転じることについて、昨年第4四半期の輸出額が、世界的な経済不況に突入したことで、輸出額が大幅に減少していたこと、また政府による輸出業者支援政策の影響によるものだとしている。 しかし、輸出状況は徐々に改善に向かうものの、経済不況前の状態に戻るには数年かかる見通しだと述べた。