タイ農業省農業経済局によると、タイ国内の農業従事者が全人口あたり10年前の55−60%から、現在40%まで落ちてきていることを明らかにした。現在の農業従事者は約2520万人で今後も2013年まで減少が続く見通し。 この結果に対し、ソムサック農業相は、農業従事者への保護政策が十分ではないことから、先行き不透明な農業ではなく、第二次産業、第三次産業に仕事を変える人が増えている。今後も13年の全人口の37%まで減少すると予想されており、食料自給率の低下には危機感を持っていると述べた。