タイ地元紙によると、タイ工業省は今年の1−2月期において倒産・解散した企業が297件となったと報じた。これにより解雇された人が8110人に上った。今年の1−2月期で最も多く倒産・解散した企業が本拠を置いている地域はバンコクで、倒産・解散した会社は89件で解雇された人が2380人だった。しかし前年同期比より倒産・解散件数は減少しているという。
最も倒産・解散が多かった業種は、縫製工場で27社だった。これはバーツ高の影響により取引先企業がタイへ外注せず、安い他国へ外注するようになったためだという。新規設立された企業は1−2月期で668社で、17400人の雇用創出となった。最も設立された企業が本拠を置いている地域は、バンコク郊外のサムットプラーカーン県だった。