タイ国内大手商業銀行のクルンタイ・バンク(KTB)アピサック代表取締役は、今年第2四半期は不良債権(NPL)が増加傾向にあったことを明らかにした。特に民間企業に勤める個人向け融資の焦げ付きが、増加傾向にあったという。続いて中小企業向け融資だったとしている。 また同代表取締役は、下半期はどのように転ぶかはわからない。もし経済が回復を始めれば不良債権の上昇は抑えられるが、回復が遅れれば個人向けの不良債権が増加する可能性が高いと述べた。