タクシン元首相の元顧問弁護士のノパドン元外務相は本日(8日)、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団が、タクシン元首相の誕生日にバンコク都内王宮前広場で集会を開催することに、タクシン元首相が反対していると発言した。
同元外務相によると、タクシン元首相は現政権を中心に誕生祝いの集会に反対しており、タクシン元首相と王室への不敬罪と結びつけるような行為が見られるため、開催に反対しているという。
タクシン派団体のUDDを中心とした赤服集団は、今年4月に東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3カ国(日本、中国、韓国)による首脳会議の開催会場を占拠し、同会議を延期に追い込んだ。またその後バンコク都内各所を封鎖し、ゲリラ的な活動を続けてきた団体。