カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、タイ中央銀行(BOT)が発表した5月の経済数値から予測した結果、輸出を中心とした工業生産面で回復の合図が見られたとしても、全体的には停滞状態が続くとの見方を示した。だが今年4ー5月期は民間企業の投資・消費をはじめ前期比では回復を始めていると
いう。
そしてこのデータを元に同センターは、今年第2四半期のGDP成長率をマイナス5.6%からマイナス7.0%二なるとの予測を明かした。現在タイ経済は、重要輸出先の経済に依存しているが、今後それが明確に数値に表れてくるだろうと見ている。