タイ地元紙によると、タイ北部プレー県で昨日(30日)夜、ラーチャプラチャーヌクロ学園の男性教師が、校則違反をしたとして病気で寝込んでいた学生(15)を暴行し気絶させるという事件が発生した。
この暴行を受けた学生によると、寮で病気のため寝ていたところ、友人2人がご飯を持ってきてくれたことから、ご飯を食べていると、通りすがりの教師が有無をいわずに殴ってきたという。恐怖を覚え逃げようとしたところ、追いかけてきた上に腹部を2回蹴られたとしている。そしてあまりの痛みに耐えきれず、気を失ってしまったとのことだ。
友人2人は一緒に殴られたものの、途中で逃げ出すことに成功し軽傷で済んだという。
同学園では、学生の寮内で食事を禁じており、体罰を加えたものとみられているが、各方面から体罰にしてはやりすぎとの声が挙っている。