豪投資銀行マッコーリー・グループのアナリストは、タイ経済に回復が見られ始めたことから今年末までに、SET指数が現在から12%増となる650ポイントに達するだろうとの見解を明らかにした。そのためタイ株式への投資判断をアンダーウェイトからニュートラルに引き上げた。
同アナリストは、「08年SET指数が48%急落したことから、今回SET指数は猛反発する可能性がある。今年第1四半期がタイ経済の最悪期であったことから、それを乗り越えた第2四半期はリバウンドし始めるだろう。」と述べた。
そしてタイ株式の中でも、商業銀行・エネルギー株への投資判断をオーバーウェイトに引き上げ、トップピックにBANPU、PTTEP、KBANKを挙げた。