タイ工業連盟(FTI)は、今年5月の産業信頼感指数が前月の76.3から78.5に上昇したことを明らかにした。国内外の経済促進政策が始動しはじめ、経済回復の合図が見られ受注が戻り始めたこと、また政情が安定化し始めていることを理由に挙げた。 だが原油価格上昇等の影響で、原価が上昇をはじめたことから、各企業の業績が減少したという。また産業信頼感指数が上昇しているが、07年4月以降同指数が38ヶ月連続で100以下となっており、まだ安定しているとはいえないとしている。