ソーポン運輸相は23日、タイ国鉄道公団(SRT)労働組合が昨日朝より、閣僚会議で承認されたSRT再編計画に抗議するため、一斉ストライキに入ったことについて、この計画は民営化するのではないとした上で、最も利益を得るのはSRTであるとし理解を求めた。またこの再編計画を中止することは違憲であるためできないという。
SRTユッタナー総裁は、今回のストライキは突入6時間ほど前に知らされていたが、止めることはできなかったとしている。また労組の要求として、今月3日に閣僚会議で決定した内容を完全に取り消すこと、またブリーラム県のSRT所有の土地を取り戻すこと、労組にも再編計画に参加させることだと語った。