カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年下半期のタイの輸出動向について、経済の最悪期だった今年第1四半期を乗り切ったことから、今後改善し始めるとの見通しを明らかにした。 今年6-7月は輸出額は前年同期比でマイナス25%より悪化する見通しだが、その後マイナス20%より改善し、10月にはマイナス率は1桁台となり、11-12月にはプラスに転じるという。 そのため今年の輸出額は、前年比マイナス14.5%からマイナス19.0%となるとしている。