カシコーン・セキュリティーズのカウィー執行役員は、今年第3四半期のタイ株式市場は経済回復を見守る状況のあるため、上値は限定的だろうとの見方を示した。そのため同四半期のSET指数は550-570ポイントの範囲を推移すると予想した。
だが今年第4四半期には、経済回復が見込めることから、SET指数は700ポイント台まで上昇する可能性があり、通年での平均SET指数は580ポイントとなると予想した。これは同四半期までに石油価格がさらに上昇している可能性が高く、エネルギー株の株価を押し上げ、市場全体を押し上げることも一因にあるという。