タイホテル協会(THA)プラキット会長は、現在タイ観光業界は悲惨な状況にあると発言した。今年1-5月期の宿泊率が前年同期比27%減となったためだという。特にハイシーズンである5月の宿泊率が前年同月比32%としている。
国内情勢は安定し始めているものの、いまだ中国が海外渡航危険地域に設定していることから、観光客がタイを避けているためだという。
また同会長は、「現在タイの観光地として知られる、プーケット・クラビー・チェンマイ・パタヤ地区のホテル宿泊率は30%以下となっており、通年での宿泊率は50%前後となるだろう。」と述べた。