タイ保健省は、今年1月1日から5月16日までの期間にデング熱に感染した人が9551人となり、死亡した人が9人いたことを発表した。特に感染者が多かった地域は、タイ南部ソンクラー県で969人、死亡者はいなかった。また一番少なかった地域は、タイ北部ラムプーン県で7人、死亡者はいなかった。最も死亡者が多かった地域は、タイ南部サトゥーン県とタイ中部カーンチャナブリー県の2人だった。
デング熱は蚊を媒介として感染することから、感染の拡大を抑えることは難しいものの、ヒトスジシマカを徹底して撲滅していくべきだとしている。