タイ地元紙によると、スタンダードチャータード・バンク(タイ)ウサラー女史は、現在東欧州及びバルト諸国がアジア通貨危機時のタイのような金融危機、高不良債権、財政赤字、’外貨準備高の減少等に直面しており、今後デノミネーションを行う可能性があるとの見方を示した。
そして東欧州に西欧州の金融機関が多額の投融資をしていることから、今後再び西欧州の金融機関が不良債権問題に直面する可能性があるとしている。そうなれば、投資家は再びリスク回避の流れとなり、タイ株式市場等のリスク資産を売却する可能性があるという。