タイ自動車産業振興機構(TAI)は、今年タイ国内の自動車生産台数は目標の108万台を下回る、18万台減の90万台となる見通しであることを明らかにした。これは今年1-4月期に欧州・南米・アジア・オーストラリア市場のピックアップトラックを中心とした売上が大幅減となったためだという。
また同時に農産物価格が下落傾向にあったことから、農家のトラック購買意欲が低下したことや、リース会社が自動車リースの審査を厳しくしたことから、地方都市を中心に販売台数が減少したためだとしている。
だが5月に販売台数の回復の合図が見え始めていると語った。