ウタパオ国際空港スラポン副空港長は、タイ政府がバンコク近郊の空港としてラヨーン県のウタパオ国際空港の拡張を進めていることについて、7億バーツの予算を投じることが決定したと明かした。
同空港はかなり老朽化が進んでおり、元々小規模な空港であったことから、現在1時間当たり400人の乗客しか受け入れられないとしている。この7億バーツのうち空港ビル建設費に6億バーツ、滑走路拡張費に1億バーツ投じ増強することで、1時間当たり1500人の受け入れが可能になるとのこと。
同空港は昨年末、反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)によって、バンコク都内のドンムアン・スワンナプーム国際空港の2空港が封鎖された際、臨時空港として利用されていた。