マーリニーバンコク副都知事は、バンコク都内ラームカムヘーン地区に蚊撲滅用の殺虫剤を散布したことを明らかにした。現在バンコク都内で蚊を媒介とするチクングンヤ熱が流行の兆しを見せ始めていることから、感染を拡大させないよう手を打つ必要があったとしている。
バンコク都内でチクングンヤ熱の感染者数は4人いることがわかっており、このうちの1人が南部に帰省していたバンコク都内ラームカムヘーン大学に通う学生だったことから、同地域に対策を行ったものと見られる。
現在バンコク都内では同地域のほかワントーンラーン区、パッタナーカーン区、スワンルワン区を重点監視区域に設定している。