タイ中央銀行(BOT)アッチャナー副総裁は、現在投機筋の石油への資金流入の影響で、原油価格が上昇をはじめていることについて、もし原油価格が今後も上昇を続ければ、インフレとなり経済回復の阻害要因となるとの見方を示した。 先進国の景気回復には消費者の購買意欲を高めることが重要なのだが、原油価格が4月頃から大幅に上昇していることで、消費者の購買意欲に圧力がかかり、経済回復を遅らせる可能性があると見られている。