パトゥムワン工科大学ソムギアト学長は、今年工学部と建築学部で第一期募集で300人、第2期募集で200人の合計500人を募集していたが、入学試験で合格者が1人もいなかったことから、今年の新入生はゼロとなったことを明らかにした。
同学長によると、試験の平均点数が1科目当たり50点以上を合格ラインとしたが、合格ラインに達したものがいなかったため、不合格とせざるを得なかったとしている。子供の学力低下が騒がれているのは、日本のみでなくタイでも問題化してきている一例となった。
同大学は今年2月にラチャモンコン技術大学の学生とバンコク都内パトゥムワン区マーブンクロンセンター(MBK)前で衝突し、多くの負傷者を出す事件を起こしていた。