ウィッタヤー保健相は31日、タイ国内で4人目となる新型インフルエンザの感染者を確認したことを明らかにした。この感染者は、米国から帰国した50代の男性としている。
25日に帰国し、26日の朝頃から症状が出始め、喉の痛みや全身痙攣などがあったことから、バンコク都内の病院にいったという。そして29日にシリラート病院で精密検査を行った結果、新型インフルエンザに感染していることがわかった。
既に帰宅許可を出しているものの、この男性の家族5人に対して保健省の厳重な監視下に置いているという。
同省は先月30日、タイ国内で3人目となる新型インフルエンザの感染者の確認を発表していた。この3人目の感染者は、米国から帰国した50代の女性で、既に快方に向かっているとしていた。