2006年のクーデターにより国を追われた、タクシン元首相が約1年半ぶりにタイに帰国した。先日から報道されているように、香港発バンコクスワンナプーム国際空港行のTG603便(タイ国際航空)に搭乗して、帰国となった。同空港には、同氏首相在任中の閣僚をはじめ、家族や支持者らが集まり、同氏の帰国を歓迎した。 今後同氏は以前から複数の逮捕状が出ているため、裁判所、法務省特別捜査局(DSI)に出頭し、保釈を申請する。 宿泊先は安全上の理由で、自宅ではなくペニンシュラ・バンコクに滞在するとみられている。