カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年国内の野菜・果物飲料市場の成長率が例年の10-20%増から3-5%増に鈍化する見通しを明らかにした。これは経済不況の影響で、消費者の購買意欲が冷え込んだことが原因だという。
だが同市場は飽和状態ではなく、今後経済が回復を始めれば成長を続けるだろうとしている。これは健康を気にする消費者が今後も増え続けるためだという。
そして今年の野菜・果物飲料の輸出市場は前年比20%増から10%増に鈍化するとみている。これも国内市場と同様で、世界経済不況の影響により、消費者購買意欲が冷え込んだためだという。現在同輸出市場の主要輸出国は欧米日で、同市場のみで約70%に上るとしている。