タイ商工会議所プラモン会長は、格付け会社ムーディーズがタイ国内の商業銀行11行の信用格付けの引き下げを検討していることについて、民間企業の多くは国内金融機関の安定性を信頼していると発言した。 この信用格付け引き下げだが、タイの商業銀行自体流動性は高く安定しているものの、不良債権が増加を始めており、貸出を厳しく制限を始めていることが原因と見られている。 そのため同会長は、民間企業が金融機関に返済できるとの信頼感を与え、一時的にでも高金利率での融資を受けるべきだとしている。