タイ商工会議所ドゥシット会長は、現在バーツ為替相場が1ドル34バーツ弱となっていることで輸出業に大打撃を与えているとした上で、タイ中央銀行(BOT)にアジア圏内のライバルとなる輸出国の為替相場にバーツを合わせ、管理するよう求めたことが明らかにした。 また同会長は、今年第2四半期に受注が回復し始めてきており、今年第3-4四半期には輸出が回復するだろうとの見方を示した。現在連続的にタイ株式市場に外資が流入しており、この外資流入は経済回復の合図だとしている。