9日午後8時頃から午後10時50分頃の間に、タイ深南部ヤラー県ムアンヤラー郡の公園2カ所で爆弾8個が爆発した。死傷者の報告はない。当局は公園を一時的に閉鎖した。
タイラットなどの報道によると、クワンムアン公園で爆弾7個が時間差で爆発。サナムチャンプアック公園で爆弾1個が爆発した。
当局によると、設置されていたのは重さ約1キログラムのパイプ爆弾で、起爆装置にはカウントダウンタイマーが使用されていた。7日に青少年センターで爆発した爆弾と類似しているという。
同県副知事は、安全点検のために公園を閉鎖すると発表。公園は、仏教の四旬節の終わりを祝う伝統儀式の会場だった。治安当局は、8日から始まる仏教の伝統行事を狙った犯行と見て警戒を強めている。