7日、バンコクの国会議事堂4階で、国会議員のタバコの不始末による小規模な火災が発生した。天井が焦げるなどの被害があったが、延焼せずに鎮火した。
マティチョンなどの報道によると、火災は上院棟に休憩エリアで発生。木製の床の一部が破損し、天井が焦げる被害が発生した。スプリンクラーが作動し、延焼前に鎮火した。
下院のチャラ―ド・カームチュアン副議長は、広いエリアで火災が発生したのは幸運だったが、徹底的な調査が必要だと述べた。調査によると、国会議員がプラスチック製のゴミ箱にタバコの吸い殻を捨てたことで火災が発生したと見られ、当局は鑑識捜査による確認を待っている。
2025年初頭から、国会議事堂の敷地内全域が禁煙区域に指定されている。