タイ深南部パッタニー県ヤラン郡で7日、タイ・イスラム銀行のATMが、反政府組織とみられる集団に爆破される事件が発生した。犯人らは警備員からショットガン2丁を奪い逃走した。
公共放送PBSの報道によると、爆破されたATMはファトニ大学前に設置されたもの。県警によると、犯人は3~5人で、警備員を拘束してショットガン2丁を奪い、ATMを爆破した。だが、犯人らは現金を取り出せず、現場から山中へ逃走したという。
5日にはナラーティワート県スンガイコーロック郡で、ショッピングモールの金製品店に武装集団が押し入る強盗事件が発生したばかり。反政府勢力による資金調達を目的とした犯行と見られている。