タイの消費者保護警察は2日、南部ソンクラー県ハートヤイ郡の民間物流センターの倉庫を強制捜査し、違法電子タバコ500万バーツ相当を押収した。
カオソッドの報道によると、警察は、違法タバコが民間の小包配送システムを悪用して輸送されているとの情報を受け、倉庫を捜索。外国産の脱税ダバコ12万8000本と、使い捨て電子タバコ240本を発見した。総額500万バーツ相当。
密輸業者は、摘発を逃れるため、違法タバコを果物箱に隠し、オンラインで注文した顧客に配送していた。当局は、背後にいる関係者の特定を急ぐ。
現在、南部地域には「トラフィック」と呼ばれる国際密輸ネットワークが存在。主に近隣諸国から違法品を密輸し、オンラインで販売。配送に民間の宅配サービスを利用するという。